WING日記

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子どもが語るWING

日々の記録

昨日、第5回入学・入校式が開催されました。

新たに15名の仲間が加わり、総勢68名で今年のWINGをつくっていきます。

これから過ごす日々の中で、どんな成長、ドラマが待っているのか本当に楽しみです。

さて、WINGの入学式では、在校生が入学生にメッセージを伝える時間があります。

 

完全アドリブで、「伝えたい人は前に出てきて~」というと、ワーっと子どもたちが出てきて、思い思いの言葉を新しい仲間に伝えます。

子どもたちが、子どもたちの言葉で「WINGはどんなところか」を語る瞬間です。

そんな子どもたちの言葉が、そのままのWINGを表現していて、とても感動的でした。

WINGは周りの型にはめられなくていいというか、自分でいていい場所だと思うので、自由に好きなことをやってみてください。きっと誰か応援してくれると思うので(中3)

めっちゃ楽しいところなので、ガマンせずにやってほしいです!プロジェクトもあるので待ってます(小5)

WINGはありのままでいれるところです。江津湖とかいってたくさん遊んでください(小6)

とりあえず楽しいし、泳いだり、走りまわったりできるよ。

一人で待っているよりも、一緒に遊んだ方が楽しいよ(小4)

いろんなタイプの人がいて、たぶん普通の学校に行っていたら出会わない人とも出会えるので、それを活かして、めっちゃ楽しんでください。

前に出て、ステージに立つのもとても楽しいので、次の入学式でみんなが踊っているのを楽しみにしています。(卒業生)

 

「めっちゃ楽しい」

「型にはまらなくていい」

「いろんなタイプの人がいて楽しい」

「誰か応援してくれる」

こういった言葉が、子どもたちから出てくることが、スタッフとして何よりも嬉しいです。

僕たちが大切にしてきたことが、5年をかけて子どもの中にしっかりとしみ込んできていることを感じました。

そんな中で、ある卒業生が話してくれた言葉がありました。

わたしはWINGの卒業生で、中学に上がる前に卒業して、今、別の中学校に行っているんだよね。

急に、WINGから別の中学校に行って、ちょっとだけ、WINGと違いすぎて戸惑うこともあった。

でもね、やっぱ子どもだからすぐ慣れる(笑)

だから安心して、WINGで目一杯たのしんで、思い出をつくって。

がんばって。

WINGは本当に楽しいから、卒業したあとも遊びに来れるから。楽しんでね

これ聞いた時、心の底から感動しました。

この言葉で、勇気づけられた方がいったいどれ程いたでしょう。

WINGに限らず、オルタナティブ教育に関われば

「これでいいんだろうか」

「社会に出てやっていけるのだろうか」

「元の環境に戻った時についていけるのだろうか」

という不安を、どうしたって抱えざるをえません。

先の見えない、前例のない状態の中で、どうしていったらいいのかと不安になるのは、大人も子どもも一緒です。

この卒業生の子も、WINGから離れる時はとても不安がっていました。

「うまくやっていけるのだろうか」と漠然とした不安が、常に頭の上にのしかかり、表情がくらい時期がありました。

卒業してからも、たくさんの不安と向き合ってきたのでしょう。

だからこそ、この言葉がとても重く、勇気をくれます。

「でもね、やっぱ子どもだからすぐ慣れる(笑)」

あっけらかんとしながらも、たくさんの苦悩と実感のこもったこの言葉は、多くの人に勇気を与えてくれることでしょう。

そして、僕たちスタッフにも。

子どもたちの言葉に支えられながら、WING5年目、スタートです。

(文責 スミス)

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