WING日記

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こころを大切にする教育

STAFFより

こんにちは!

WINGのスミスです。

2学期が始まり、WING校舎にも子どもたちの元気な声が戻ってきました!

やはり子どもに会えるのは嬉しいことだと実感しています。

 

さて、僕はこの1年ほど、個人的に勉強していることがあります。

それはTIC(トラウマ・インフォームドケア)です。

TICとは、トラウマ体験などによりこころに傷を負っている子へ関わる際の方法論です。

とても苦しいことがあったり、悲しいことがあったりすると、それがさまざまな形で表面に出てきます。

問題行動ばかりして煙たがられる子も、実はその裏に悲しみを抱えていることはよくあります。

反対に、優等生としてふるまっている子も、実はすごく苦しみながら優等生を演じていることもよくあります。

TICはそんな苦しみや悲しみを抱えた子達の”こころ”にアプローチする方法です。

その子の気持ちに向き合いながら、よりよく、無理なく過ごしていく方法を模索していきます。

WINGは、オルタナティブスクール(フリースクール)という特性上、それまでの環境の中で傷ついてくる子がいます。

そんな子たちのサポートが少しでもできればと思い、僕はTICを勉強中です。

ところで、なぜこんな話をしたのかというと、「こころを大切にする教育」はこれからどんどん必要になってくるのではないかと考えているからです。

コロナの不安を煽る報道や、周囲に気を遣いながらやりたいことを抑圧して生活する環境は、子どものこころに大きな影響を与えます。

熊本地震があった時、カウンセラーの方に「子どもへの震災の影響は、2〜3年後に出てくる」と教えてもらいました。

子どもにとって地震はとてつもない恐怖で、その恐怖が数年にわたって子どものこころに影響を与えるというのです。

きっと、今起こっているコロナ禍のストレスもとても大きな影響を与えるのではないでしょうか。

子どもの自殺や不登校、問題行動がこれからどんどん増えていくのではないかと心配です。

そんな中で、「こころを大切にする教育」が多くの方に届けばいいなあ、と思っています。

TICを学ぶ中で、とても勉強になった言葉があります。

それは、「問題行動は、その子なりの適応行動」という言葉です。

「大人からみればその行動は”問題”かもしれないが、その子にとっては生き抜くためにしている必死の”適応”なのだ」という言葉です。

さまざまなストレスの中で、生き抜こうと必死に”適応”しようとする子どもたち。

そのこころに向き合いながら、サポートしていく教育を積み上げていきたいと思います。

スミスでした。

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